こんばんは。
今日は珍しく本の話をしようと思います。
プロフィールにも書いている通り、読書が趣味な割に最近のものはあまり読んでいません。
本屋に行かないとかというとそういう訳でもなく、2年程前は書店で文庫の担当もしていたくらいなので特にライトノベル系はタイトルとあらすじを知っているものは100どころではないと思います。
ライトノベル系は明るく軽い話が最近の傾向のようなので正反対を好みとする私には合いません。。
BL系はというと、似たような話が多くてさらに読む気がなくなってしまいます;
私の本を買う基準は、文体・設定・構成力の3つ。
でも挿絵好きな奴なので、美麗なイラストはポイントが高くてつい衝動的に買ってしまったりするのですが(苦笑)
この先は文章だらけです。
興味の無い人はここで終わり。
読んでくれる方は続きをどうぞw
まず文体は統一することが最低条件。
文末を合わせるだけで文章に特徴が出てきます。
あたりまえのことなんですが、新人のお話を読むとたまに違ったりして突っ込んだりしてしまいます。(最近あった;)
次に設定は、書く時に一番考える部分だと思います。
人物設定はこのファンタジー氾濫時代にいかに個性的な人物を設定できるかに尽きるでしょう。
環境設定は人物をどんな環境に置くか。
それによって構成も使えるものと使えないものが出てきます。
話を進めながら、少しずつ環境を見せるというテもアリなんですが。
そして構成力。
謎がないと話が面白くありません。
謎をどう作るか、進んでいく話にどう関わるのか、解決するのか。
設定と合わせた進め方と出し方で面白さが変わってくるのでこの点が物語の印象を決めると思います。
物語の終わり方もけっこう重要。。
…かなり堅苦しくなってしまいました(汗)
一度書いたものが全て白紙になったので注意力が散漫してしまう・・・
参考までに私の好きな作家さんを点数化してみましたw
○茅田砂胡先生 文体:5 設定:5 構成力:4
○真堂樹先生 文体:5 設定:3 構成力:3
○津守時生先生 文体:4 設定:4 構成力:4
●川原つばさ先生 文体:3 設定:4 構成力:3
●久能千明先生 文体:5 設定:5 構成力:5
○はノーマル、●はBL作家さんです。
(思いついた作家さんを載せたので好みの作家は本当はもう少し多い)
茅田先生は25日に新刊が出てました。
出版社のHPで始めのほうが立ち読みできるんですが、最近話の流れがパターン化しているような。。
新刊の内容がなんとなく分かってしまって買おうかどうしようか考え中;
キャラの行動が楽しいので好きな作家さんですが。
『デルフィニア戦記』と『スカーレットウィザード』は間違いなく面白いのでおすすめします!
真堂先生は文体が好きですv
体言止めを多用しますが、これが話にスピードを与えて艶のある文章に仕上がっています。
そして、この方のあとがきは絶品!!
壊れたというべきか作品を仕上げた反動というべきか、とにかく笑わずにはいられないあとがき!
これを見るだけでも価値アリですw
最後に津守先生。
この方の文章は安定しています。
ただ、『三千世界』の展開の遅さはどうにかしてほしいです。
それからノーマルなのかBLなのかはっきりして~。。
↑はパーヘヴの影響がかなりありますが。
以上私のおすすめポイントでした。
BL系は読む人を選ぶのでここには載せません。。
そのうち不定期に書こうかと思いますが、そのときはパスワード付きの記事になります。
さっき書いたものはもう少し文章が多かったような。
消えると書くのが面倒になってくる;;
長くなりましたが、今日はこの辺で。
最後まで読んでくださってありがとうございましたv
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